ドクターゼロM5（DR ZERO Gen-M5）は、ドクターゼロ社（*現在はKlein Anderson Corp）が製造した育毛剤です。
ドクターゼロ社ならではの技術も含まれていて魅力的な育毛剤となっています。
どんな育毛剤か解説します。
ドクターゼロM5は現在リグロースラボが継承
2019年5月の最新の状況では、このドクターゼロM5（DR ZERO Gen-M5）は販売中止となっています。
その代わりに、最新のリグロースラボシリーズの「リグロースM5」が代替商品として紹介されています。
ドクターゼロシリーズは2018年のタイミングで、いくつかの育毛剤がリグロースラボブランドに吸収されました。
リグロースブランドには、リグロースHP7という名前の商品もありますが、これは元々ドクターゼロシリーズの「7HP」という名前の育毛剤が、リグロース7HPとなっています。
ドクターゼロM5も「リグロースM5」となっており、確かに似ているところも多くありますが、ドクターゼロM5ならではの特徴もあります。
ドクターゼロM5の特徴
ドクターゼロM5の特徴は以下のようなものがあります。
- 効果の高いミノキシジルが有効成分
- マイクロナイズド製法による超微粒子ミノキシジル
- プロピレングリコール不使用
各特徴をそれぞれ見ていきましょう。
効果の高いミノキシジルが有効成分
ドクターゼロM5の一番の特徴はやはり含まれている有効成分です。
有効成分のミノキシジルですが、現在考えられる育毛成分の中では、最も高いパフォーマンスを発揮してくれるであろう育毛成分です。
現在、医薬成分として認可を受けている育毛成分は「ミノキシジル」「フィナステリド」「デュタステリド」ですが、「フィナステリド」「デュタステリド」の両成分は男性型脱毛症（AGA）のみに効果を発揮する育毛成分です。
男性の薄毛の7割以上がAGAという説もありますので、全体で見ると十分効果を発揮している成分ではありますが、残りの人たちを考えると3割の人は効果がないとも言えます。
ミノキシジルも決して100%効果があるわけではないのですが、やはり様々な状況で「発毛効果」を発揮してくるため、信頼度は高いです。
さらに、ミノキシジルは飲んで使うパターンも存在しており、その場合はより高い発毛効果を発揮することがある程度確かとなっており、とにかく育毛＝ミノキシジルといっても過言ではないくらい、力強い育毛成分です。
本ドクターゼロM5にはミノキシジルが5%含まれており、海外製ではミノキシジル16%というような超高濃度育毛剤もありますが、日本で認可を受けて販売されているものは最大5%で、ミノキシジル5%でもある程度効果を発揮してくれるだろうということがわかっています。
ドクターゼロM5のミノキシジル5%というのは、とにかく一定発毛効果が期待できて安心して利用できる育毛成分とその量、ということで間違いありません。
マイクロナイズド製法によってミノキシジルが超微粒子化
ドクターゼロM5のそのほかの特徴として、マイクロナイズド製法というものが挙げられます。
この製法は、ドクターゼロのみならず、化粧品など様々な製品の開発で利用されていますが、成分を超微粒子化する製法です。
そうすることで、成分がより浸透しやすくなります。
ミノキシジルは頭皮から振りかけますが、皮膚は様々な外因から体を守るバリアーです。
皮膚から吸収するにしても、様々なバリアーではじかれて、実際に皮膚に浸透していく有効成分は少ない、ということも考えられます。
しかし、成分を超微粒子化しておけば、より浸透しやすくなり吸収しやすくなるということです。
たとえミノキシジル5%が含まれた育毛剤でも、吸収率が高ければ、ミノキシジルが10%以上含まれている育毛剤よりも、十分効果を発揮する可能性があります。
なお、のちにドクターゼロシリーズが吸収される「リグロースラボ」ブランドでも、リポスフィアテクノロジーという技術が使われており、これは成分の分子を皮膚と同じように整列させ、より皮膚が成分を吸収しやすくする、というものです。
アプローチの仕方こそ違いますが、狙いとしては、今ある成分をより吸収させようということです。
ドクターゼロシリーズでは、成分の吸収率を上げて、含まれている成分んお効果をより発揮する工夫がされています。
プロピレングリコールを使わない育毛剤
いきなりプロピレングリコールといわれても、知らない人にはピンとこない成分です。
これは、化粧品やそのほか食べ物などにも多く利用されている添加物で、湿気をなくしたりする効果がある、いわば保存料です。
食べ物に入っているということで、摂取しても少量であればそこまで大きな問題はありませんが、実は化粧品に含めると、かゆみなどを引き起こす原因になると近年言われております。
ミノキシジル育毛剤には副作用がつきものですが、ミノキシジル以外の成分でも、かゆみのような副作用を引き起こす成分があるということです
一度副作用が出ると利用を中止しなければならず、長く治療が続けられず、改善に時間がかかりますので、なるべく副作用の発症は避けたいところです。
これも利用者全体で見て、という話ししになりますが、プロピレングリコール不使用であれば全体としても、かゆみのような副作用が出る可能性が少し下がり、その分長く利用しやすい育毛剤でになることは事実です。
ひとりひとりで見ると、プロピレングリコールによって副作用が出る人、出ない人がいますが、もし自分が出る人だった場合は、せっかく育毛剤を購入しても使いきれず、使用をストップしなければならない可能性もでてきます。
ある程度、全方位的にケアをしている育毛剤ということで、ドクターゼロM5はある程度安心して利用ができる商品ということです。
使ってみた評判など
ドクターゼロM5を使っている利用者は多くおり様々な評判がネットでも散見されます。
液体がそこまで臭いがせず、サラサラで安心して利用できる、といった使用感の話しや、その他の超高濃度ミノキシジル育毛剤と比較すると物足りない、というような声もあります。
もし、使ってみた評判を詳しく知りたい場合は、実際の販売サイトのレビューを見てみるとよいでしょう。
