ミノキシジルを錠剤として服用するミノキシジルタブレットは、もう薄毛治療の中では有名な治療方法となってきました。
国内の薄毛治療専門クリニックがミノキシジルタブレットを薄毛治療で使うようになってから、少しづつその実績が認められて、現在では様々なクリニックでこのミノタブが処方されるようになりました。
このミノタブの中でも、最も有名なのが「ノキシジル(Noxidil)」です。
昔から長く販売されているミノタブで、今でもずっと販売されている、ロングセラーのミノタブです。
ここでは、ノキシジル(Noxidil)の効果と使い方についてご紹介します。
ノキシジルはどんなミノタブか
ノキシジルはタイのT.O.PHARMA社が製造しているミノキシジルタブレットです。
タイとイスラエルで承認をとっている薬ですが、個人輸入で日本で購入している人も多い薬です。
正確な発売日は定かではありませんが、2010年ごろにはすでに発売されていたと思われます。
個人輸入で日本へ持ち込まれ始めたのは、2011年ごろです。
錠剤はミノキシジル10mgとミノキシジル5mg含有の2種類があります。
ノキシジル最大の特徴は、何と言ってもその値段です。
飲み方や錠剤の種類にもよりますが、1か月分1,000~3,000円ぐらいで購入できます。
1日に飲んでよいとされる量をしっかりと飲み切っても、1か月3000円ぐらいです。
少し量を減らして飲んでいれば、1か月1,000円ぐらいで十分収まります。
これは、クリニックで処方してもらえるミノキシジルタブレットが、いまだに10,000~30,000円ぐらい掛かることを考えると、非常に安い金額です。
また、その他の薄毛治療として考えられる、フィナステリドを含むプロペシアやデュタステリドを含むザガーロは1か月で7,000~10,000円ぐらい掛かるので、ミノキシジルタブレット以外と比較しても圧倒的に安いことがわかります。
これだけ安い出費で薄毛治療を行うことになりますが、しかも同時にノキシジルの効果は薄毛治療や育毛の方法の中で、トップクラスにパワフルで髪の毛を生やす力が強いと考えられます。
ミノキシジルには髪の毛を増やす効果があり、またノキシジルの使う場合は、薬の効果が出やすい内服の利用のため、かなり高い確率で発毛を実現してくれるでしょう。
コストもその効果も、最高レベルにあるのが、このノキシジルという薬なのです。
ノキシジル | クリニックのミノタブ | プロペシア/ザガーロ | |
---|---|---|---|
値段 | 1,000-3,000円/月 | 10,000-30,000円/月 | 7,000-10,000円/月 |
効果 | あらゆる状況で高い発毛力 | あらゆる状況で高い発毛力 | AGAにのみ、一定の効果を発揮 |
ノキシジルの使い方
ノキシジルはミノタブの1種ですから、ミノキシジルタブレットの利用方法に沿って利用します。
承認を受けているミノキシジルタブレットとしては、高血圧治療薬「ロニテン」があります。
ロニテンでは、1日の最大服用可能量は100mgまでとされており、1日で2回に分けて服用が一般的です。
しかし、実際に1日100mgを摂取するケースはほとんどありません。
100mgも服用しなくても、高血圧の治療薬としても、薄毛の治療薬としても、十分効果を発揮してくれます。
むしろ、毎日100mgも飲んでいると体への副作用の影響が心配です。
そのため、一般的には1日最大で40mgと考えるほうがよいでしょう。
また、実際は1日40mgも服用しなくても効果は十分現れると考えられるので、効果が出ることが分かれば、あとは服用量を減らす方向で考えましょう。
お勧めとしては1日10mgか、少し効果が物足りなくても、1日20mg程度の服用にとどめるとよいでしょう。
また、体の重要な循環器に影響を与える薬で、体への負担が大きいことから、体に慣らさせながら服用量を増やす飲み方をしなければいけません。
具体的には、1日目はまず10mgからスタートし、2日目か3日目に15mg-20mgまで服用し、さらに量を増やす場合は4日目か5日目に30mg-40mgまで増やす方法をとります。
そうすることで、体が薬になれて、多く服用してもそこまで体に負担がかからなくなるでしょう。
ノキシジルの副作用
ノキシジルの使い方がわかり、いろいろ気をつけて飲まなければいけないことがわかりましたが、そうするとやはり心配なのが副作用です。
ノキシジルは、薬の中では副作用により気を付けるべき薬と考えられます。
なぜなら、やはり薬の効果が体の血液、ひいては心臓などに影響を与えるからです。
もちろん服用薬として承認を受けているので、薬としての安全性はしっかりと確保されていますが、そうはいっても取り扱いに注意すべき薬であることには変わりありません。
具体的によくある副作用は、心臓がバクバクしたり、心臓周りに少し痛みを感じたり、あとは脈拍が早くなることもあります。
これはすべて、ノキシジルの薬の働きが関わっています。
よくある副作用が発生する流れは以下です。
- ノキシジルの働きとして、血圧を下げる効果あり
- 血圧が下がると頭(高い位置)に血が巡りづらくなる
- 体が頭に血液をしっかり送るため、心臓のポンプとして血液を押し出す回数を増やす(これで心臓バクバクが起こったり、脈拍が上がる)
- 心臓の鼓動が増えると心臓周辺の筋肉の膜が擦れ炎症が起こる
- 炎症した部分に痛みがでて、薬を飲んでいなくても痛みが続く(これが心臓周辺が痛む原因)
心臓周りに痛みを感じても、心臓が直接ダメージを受けているわけではなく、心臓周辺の筋肉の膜で痛みを感じているので、その点はそこまで不安に思う必要はありません。
しかし、これらの副作用が出てきた場合は、ひとまず服用を中止した方がよいでしょう。
ミノキシジルは育毛剤としても十分効果が期待できるので、上記の副作用が治まるまでは、ミノキシジル育毛剤を使ったりするなど、工夫をしましょう。
箱タイプとボトルタイプがあるノキシジル
ノキシジルには、箱の中に小分けされた錠剤が入っている箱タイプと、ボトルタイプの2種類があります。
実はボトルタイプのほうが少しだけ安くなっており、気にならなければボトルタイプがおすすめです。
ボトルタイプは見た目がクールで、箱よりもいいですが、同じボトルにまとめて錠剤が入っており、一度開けると以降の酸化が気になってしまったり、錠剤が湿気てしまったり、あるいは潔癖の人は何度か指を入れているボトルに錠剤を保管すること自体に、気になってしまう可能性もあります。
箱タイプとボトルタイプは、そうはいってもほとんど値段は変わらないので、少しでも気になりそうであれば、箱タイプでもよいでしょう。
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