ミノキシジルは育毛剤の主要な成分ですが、どこで購入できるのでしょうか?
実は「病院」、「薬局」、「通販」など、様々な場所で購入できる可能性があるのですが、購入できる商品は少し違っています。
どんな場所で購入できるか、またそれぞれの場所でどんなミノキシジルが購入できるのか、解説します。
ミノキシジルを購入できる場所
まずミノキシジルが購入できる場所ですが、下記が考えられます。
- 専門クリニック(保険外治療)
- 一般病院
- 薬局
- 通販(薬局の通販)
- 通販(個人輸入)
それぞれ、どんな特徴があって、どんなミノキシジルが手に入れられるのか、見ていきましょう。
専門クリニック
専門クリニックというのは、薄毛治療を専門にしているクリニックです。
あるいは、美容系の治療を行っているクリニックが、一部新しい診療項目として「薄毛治療」を入れている場合も、このカテゴリに該当します。
特徴としては、ミノキシジルだけもで非常にラインナップが多いことと、一方で値段が高くなりやすいことです。
同じ病院でも、一般の病院の場合、多くの人は健康保険が適用されているため、そこまで高額になりません。
ところが、この専門クリニックが行う治療方法は、保険が適用されないことが多いです。
そうなると値段は高額になります。
ミノキシジルの商品ラインナップとしては、ミノキシジル入りの育毛剤があるほか、錠剤型のミノキシジル、いわゆる「ミノキシジルタブレット」も処方されています。
ミノキシジルタブレットを薄毛治療で使うことは、まだ認可がされていない使用方法ではありますが、既にこういった最先端の薄毛治療クリニックで多く実績ができあがっており、発毛に一定の効果があることはもう間違いがなく、認可を受けるのも時間の問題かもしれません。
積極的に薄毛を改善してフサフサになりたい、と強く思うのであれば、効果の観点ではこの薄毛治療の専門クリニックがおすすめでしょう。
一般病院
一般病院とは、特に薄毛の専門治療などは行っていない病院です。
病院と言っても実際は診療科があり、薄毛の場合は皮膚科が該当します。
なので、皮膚科を標榜していれば、大きな病院でなくても、このカテゴリに入ります。(イメージとしては、「○○皮膚科」というような小さな診療所です)
このカテゴリでは、現在は薄毛治療を行う場合は、「プロペシア」という飲む薬を処方することが多いです。
男性の薄毛の場合は、このプロペシアか、あるいは最新の成分でプロペシアの兄貴分に当たるような効果がある「ザガーロ」が処方されることが多いでしょう。
日本の皮膚科学会から発表されているガイドラインでは、ミノキシジル育毛剤は非常に推奨度が高く、ミノキシジル育毛剤を処方する準備をしている病院や診療所もあるにはあります。
ただ、特許を背景にミノキシジルの販売を日本で独占していた大正製薬の「リアップ」が薬局で購入できる薬として販売していることや、プロペシアやザガーロを販売している会社が、男性型脱毛症(AGA)という、ほとんどの男性の薄毛の原因になっていると考えられる脱毛症に対してプロペシアやザガーロの処方を行うように医師に訴求していることもあって、ミノキシジル育毛剤の推奨度の割には、そこまで多くの医師が処方していない、というのが現状です。
また、このカテゴリで仮にミノキシジル育毛剤の処方を受けたとしても、おそらく大正製薬のリアップかそれに近しいものとなり、医師が症状をしっかり見てくれること以外、薬局で購入するのと大きな差はなくなってくるでしょう。
専門クリニックはまだ、保険外サービスということもあって、自身でどの治療方法を行うか選べる可能性が高いですが、一般の病院だと自分で治療薬を選択できない、という問題もあります。
薬局
現在のミノキシジル購入先で、おそらく最も選択肢が多い購入場所となるでしょう。
正確に言うと、すべてミノキシジル育毛剤で、ミノキシジル濃度も5%か1%と、成分のレベルでの