リアップのジェネリックが2018年に発売されました。
これによって様々なリアップジェネリックが発売されていますが、実際にはどのような選択肢が増えているのでしょうか。
また消費者としては、どのように増えた選択肢の中から選ぶべきでしょうか?
独占状態だったミノキシジル育毛剤
リアップは2000年ごろに発売されて以来、日本国内では唯一のミノキシジル育毛剤として発売されていました。
それはあくまでもミノキシジルの日本国内の特許があったからです。
一般消費者からするとあまり薬の特許の有無などは関係がないように思いますが、実際は少なからず影響を受けています。
1社が特許で独占的に販売を行っている限りは、価格が落ちたり、選ばれるように品質を改善するような企業努力が働きにくくなります。
消費者にとっては、いつまでも高いままの商品になったり、選択肢が増えないままとなります。
あくまでも上記の話しはミノキシジル育毛剤の中だけでの話しであって、育毛剤自体は様々あるため、あまりこの影響を受けている実感が少ないのも事実です。
しかし、ミノキシジルは唯一といってもよい、高い発毛効果を実現してくれる育毛成分です。
このミノキシジル育毛剤の価格が高止まりする限りは、消費者はずっと大きな出費を強いられることになるのです。
そういった観点で、今回のリアップの特許が切れてミノキシジル育毛剤を他社が作れるようになったのは、消費者にとってすごく重要なことなのです。